ニキビ跡を改善させるためのスキンケア方法

ニキビ跡を改善させるためのスキンケア方法

ニキビ跡ができる理由とは?
できることならニキビなんて作りたくないし、ニキビ跡なんて絶対に残したくない。誰しもがそう思うはずです。しかし、いつもニキビ跡がしつこく残ってしまう…という人も多いはず。
ニキビ跡といっても色々な種類があります。ニキビの跡が色素沈着してしまったものや、クレーターとして残ってしまうものが代表的ですが、しこりやケロイドのように悪化してしまうことも。
そして、ニキビ跡ができてしまう理由も、人それぞれです。では、なぜニキビ跡ができてしまうのでしょうか?まずはニキビ跡ができる理由について見ていきましょう。
色素沈着はメラニン色素が原因
まず、色素沈着してしまった場合はメラニンが原因です。しみの原因でもあるメラニンは、肌の表面がダメージを受けると大量に生成されます。その際、炎症がひどければひどいほど肌の奥深くまでメラニンができてしまうため、中々消えないニキビ跡ができてしまいます。
クレーターの原因はアクネ菌
クレーターは、ニキビの原因菌であるアクネ菌が肌の細胞を破壊することによってできてしまいます。白血球が食い止めようとするのですが、メラニン同様肌の奥深い場所でこの現象が起きてしまうと、ニキビ跡が非常に消えにくくなってしまいます。
ニキビをニキビ跡にしないためにはどうすればいい?
どのニキビ跡も、一度できてしまうと消えづらいことは同じです。ということは、ニキビの段階で、なるべくニキビ跡が残らないように予防ケアをしていく必要があります。具体的な予防方法を見ていきましょう。
睡眠をしっかりとる
ニキビができてしまったら、まずは睡眠時間を確保するようにしましょう。皆さんは、ターンオーバーという言葉を耳にしたことがあると思います。これは、肌が新しく生まれ変わる一連のサイクルのこと。きちんと睡眠をとらないと正常に行われません。なので、仕事やプライベートが忙しくても、最低限の睡眠時間は確保しましょう。
血行をよくする
次に、なるべく血行をよくするように心がけてみてください。例えば、軽い運動を行ったり、入浴をしたりすると血液のめぐりが活発になり、肌の新陳代謝が促されます。また、入浴は毛穴を開く効果があるため、新たなニキビの予防が可能です。
スキンケアは保湿を重視する
そして、できてしまったニキビ跡を消すことも大切ですが、新たにニキビを作らないためにも、スキンケアは大事。特に、大人になってからできるニキビの原因は、思春期にできるニキビと違って保湿不足が原因だと言われています。乾燥している=ニキビができないというわけではありません。炎症が重ければ重いほどニキビ跡は消えにくくなってしまいますので、日々のスキンケアは念入りに行いましょう。
バランスのいい食生活を心がける
乱れた食生活はニキビをにつながってしまいます。炭水化物ばかりに偏っていたり、チョコレートやスナック菓子を大量に食べていたりすると、肌の脂肪を増やしてしまうため、ニキビができやすい肌環境になってしまうのです。
このような食生活を送っている人は、まず食生活の見直しを行いましょう。脂質や糖分過多な食事をやめ、野菜や肉、魚などをバランスよく食べるようにしてみてください。特にとりたい成分はビタミンB群。皮脂の過剰分泌を抑える効果があると言われており、たんぱく質には肌の形成をするために必要な成分だと言われています。
また、コーヒーなどカフェインを多く含む飲料もニキビ的にはよくありません。なぜなら、ビタミンB群の吸収を妨げてしまうからです。眠気覚ましに飲む飲み物は見直したほうがいいですね。
ニキビ跡を改善させるためのスキンケア方法
なにより保湿がケアの基本
先ほども少し触れましたが、大人ニキビと思春期ニキビではでき方が違います。思春期ニキビは、皮脂によってできるものがほとんどですが、大人ニキビは乾燥している肌にもできてしまいます。そのため、思春期の頃にニキビができなかった人や、現在乾燥肌の人であっても、油断しているとニキビやニキビ跡に悩まされることがあるかもしれません。まずは、ニキビを作らない&ニキビ跡を消すためにも保湿は念入りに行いましょう。
乾燥してしまうと、肌表面のバリア機能が低下してしまうため、肌を守るために角質が厚くなってしまいます。すると、毛穴が狭くなってしまうため、そこに皮脂などが溜まってしまいます。これが、大人ニキビを作ってしまう原因です。
オイリー肌でも保湿は必須!
オイリー肌と呼ばれている人も油断せず保湿を行うべきです。一般的にオイリー肌は、肌が皮脂でベトベトしてしまうことが特徴的。一見すると乾燥とは無縁に思えるかもしれません。保湿は不要なだろうと考え、適当にしか行わない人もいるようですが、これは間違いです。
皮脂は、肌が乾燥していることが原因で分泌されるもの。そのため保湿を怠ってしまうと、皮脂の量は増える一方なのです。
べとべとになるほど保湿クリームを塗りたくるのはよくありませんが、まったく保湿をしなくてもいいわけではありません。子を見ながら保湿を行ってみてください。
紫外線対策を念入りに
保湿ケア以外でも気を付けるべきことがあります。それは日焼けです。ニキビ跡ができてしまっているところに、紫外線を当ててしまうと炎症が長引いてしまいがち。
ニキビ後が色素沈着している場合は、余計にメラニンを放出してしまうためしみになってしまいます。なので、日焼け止めは必ずつけるようにしましょう。
ただ、あまりにも強いものは肌に刺激を与えてしまいますので、低刺激な成分の日焼け止めをおすすめします。